こんにちは、アシュリーです。
ブランドせどりをしていると見かける【新品ブランド転売】。
新品ブランド扱うなんてちょっと憧れるし、やってみよう♪
そんな中途半端な知識で行っていると・・・
ある日突然何の通告もなしに【メルカリ利用停止】処分を受ける可能性があります。
なお、注意すべき点については「中古ブランド転売」も同じですので、「新品」は扱わないから、ではなく最後までしっかり確認しておきましょう。
新品ブランド転売とは?
新品ブランド転売とは読んで字のごとく、新品未使用のブランド商品を安く購入してメルカリで転売することです。
多いのは、海外店舗・海外通販サイト・海外アウトレットで直接仕入れてそれを販売する方法。
もう一つは、国内の新品ブランド卸売業者から複数個まとめて仕入れて販売する方法です。
新品ブランドを転売すること自体は、商標権利侵害に当たらない限りメルカリの規約違反でも違法でもありません。
(米国コンバースは伊藤忠商事が商標登録権を持ち、勝手に輸入販売すると商標権侵害行為となります)
しかし、問題はメルカリのルールに乗っ取って出品しているかどうか。
そしてその商品が確実に正規品であるか、という点にあります。
まずは、メルカリの規約から見ていきましょう。
メルカリ規約
メルカリには出品禁止物の規約として以下のようなものがあります。
メルカリでは、商標権や著作権などの知的財産権を侵害する商品の販売を禁止しています。
権利者の許諾を得ずに、使用や利用することにより権利侵害となる可能性があります。
違反を確認した場合は取引キャンセル・商品削除・利用制限となる場合があります。
違反商品の出品抑止の取り組みとして、権利者と協力し権利侵害と認められる商品は速やかに削除する等の対応をしています。
なお、権利者以外からの侵害に関する申し立ては受けられませんのでご了承ください。
(メルカリサイトから転載)
そして、どのようなものが規約違反になるのかについては次のように述べています。
- 権利商品のロゴ、デザインやマークを許諾なく使用していると判断される商品
- ブランド品の全部または一部を加工したリメイク品
- 他の洋服等に付ける素材として出品されたブランドのロゴワッペンなど
- 許諾なくキャラクターなどを使用したハンドメイド品、同人誌など
- 違法に複製された音楽CDやDVD(個人的に複製したものを含む)
- 芸能人の写真を無断で利用している商品
- コピーガード(無断複製を防止)を回避するツール
- その他、侵害行為を幇助する商品・正規品と確証がない商品と判断した場合
- 事務局が正規品と確証がない商品と判断した商品
新品ブランドを販売する際に問題となるのが最後の2点。
正規品と確証がない商品と判断した場合。
事務局が正規品と確証がない商品と判断した商品。
これについてはさらに詳しく、以下のように記載があります。
模倣品を流通させない取り組みとして、以下のようなケースでも「正規品と確証のない商品」として削除の対象となることがあります。
- 購入時レシートの写真掲載がない場合
- シリアルナンバーの写真掲載がない場合
- 入手経路が不明確の場合
商品削除になるケースとは
上記の規約に違反していると、通常は「商品削除」と注意をするお知らせが届きます。
なお、この「商品削除」が数か月の間に複数回あると、次は24時間利用停止処分を受けることになります。
では、具体的にどんなケースが「商品削除」になるのか詳しく説明していきます。
購入時のレシートの写真掲載がない
新品で購入したものであれば必ずレシートがあるはずですね。
転売する目的で購入するのであれば絶対に失くさないでください。
そして出品する際は絶対に鮮明なレシート画像を掲載してください。
この画像をうっかり不注意で掲載し忘れるだけで出品した瞬間に削除!!!
なんてこともあります。
※なお、下記画像のように購入先のショップカードでも構いませんが、画像が鮮明でないと削除されることがあります。
シリアルナンバーの写真掲載がない
シリアルナンバーがあるルイヴィトン、コーチ、グッチ、シャネルetc...はこのシリアルナンバーの写真を掲載し忘れると削除される可能性があります。
このシリアルナンバーは商品が本物であることを証明する一つの方法でもありますので、信用のためにも必ず掲載しましょう。
商品説明欄に購入先を書き忘れた
一生懸命商品説明欄を書いて、いざ出品!!!した直後に削除?!
あ・・・商品説明欄に購入先書き忘れてたーーーーー!!!
これもやりがちですが「うっかり」では済まされません。
なお、アメリカのアウトレットで購入した場合、
「アメリカ国内のアウトレットモール」
などと記載している方を見かけますが、この書き方もアウトです。
注意するべきは卸業者からの仕入れ
海外の実店舗、アウトレット、信用のおける海外サイトなどから自分で直接購入した場合は、当たり前ですが正規品であることもわかっていますので、上記の注意点をしっかり意識することで商品削除されたり、アカウント停止処分を受けることもない思います。
(但し、米国コンバースなど日本での輸入販売が禁止されている物は当然NGです!)
注意すべきは【卸業者仕入れ】です。
卸業者の商品の買い付け方によっては、本当にその商品が正規品かどうかは私たちには知る由もありません。
実は、私が過去に新品ブランド転売を行っていた時も、この卸業者仕入れを使っていました。
大抵の卸業者は海外のアウトレットなどから仕入れてくるのですが、当然アウトレットと日本の卸業者の間には現地の「仕入れ担当業者」が入っています。
つまり、卸業者は自分の目で直接商品を見ていないので、「仕入れ担当業者」が送ってきたものが「本物である」と信じるしかないのです。
(もちろん直接現地で買い付けをする卸業者もいるとは思います)
実際、私も卸業者から仕入れた商品で数点、同じ商品なのに形が微妙に違う、使われている金具が違う、金具のロゴが違うなど違和感を感じる商品があり、返品返金してもらったことがありました。
一発「アカウント停止(垢バン)」処分も?!
万が一、こうした卸業者仕入れを使って仕入れた商品が「正規品」ではなかった場合、もしくはそうした違和感のある商品をメルカリが見て「正規品」の確証が持てないと判断した場合、【偽物を販売した】とされて一発で「アカウント停止処分」を受ける可能性もあります。
最後に
今回の記事を読んで「え、やっぱりブランド物扱うの怖い」「やっぱりいけないことなの?!」と心配になった人もいるかもしれませんが、必要以上に怖がることはありません。
あなたが正規のルートで仕入れた商品を、メルカリのルールや商標権のルールに基づいて出品販売する分には何の問題もないのです。
とはいえ、やはり「勉強」は必要です。
新品ブランドを扱うにしろ、中古ブランドを扱うにしろ、日々「ブランドを扱うプロ」という自覚を持って学んでいきましょう。
その先には、ほぼライバルのいない世界が待っています。
正しい方法はなかなか独学で身に付くものではありません。
- 一人でスタートするのはやっぱり不安
- これまでブランド品扱ってきたけど知識があまりなかった
- 実は既に数回商品削除などされている
そんな方はぜひ無料のアシュリー公式LINE@に「無料相談」とメッセージくださいね。